2005年 08月 06日
『ライフ・イズ・ミラクル』 |
本日は銀座シネスイッチで『ライフ・イズ・ミラクル』を観に行きました。
ボスニア紛争という背景がありながら、どこかファンタスティックであたたかくて、おかしくて、ちょっとせつないお話。 現代版、あるいはボスニア版「ロミオとジュリエット」。 これは実際にボスニア紛争中、セルビア人男性の身におきたエピソードをもとにしてるんだって。
なんとも不思議な雰囲気漂いつつ話は進行していくのだけど、随所に動物が出てきて、切ない場面、楽しい場面、ドキドキする場面をうまく盛り上げてくれる。 中でも必見?はロバ。 パンフの表紙にも描かれてるみたいだけど、失恋に絶望して、涙を流しながら、汽車にひかれて自殺を図るかわいいヤツなのだ。 このロバくんが、場をなごませてくれたり、ルカとサバーハをさりげなく応援してたり。 ルカの飼い犬、ジュカも人と人とをつなげるキーアニマルになってる気がしました。
この映画、なんと3時間くらいもあるのだけど、ときどき笑ったり、静かにだけどドキドキしてるうちにあっという間に時間は過ぎていきます。 それでもお尻はいたくなりますが(笑)
戦争(紛争)の裏に、ちゃんと人間らしい感情を持って過ごしている人たちがいる。 少しだけほっとするような。 だからこそ、争いはよくないのだ、と改めて感じました。 折りしも今日は、広島に原爆が投下された日。 戦争の悲惨さ、戦争によって失われるもの、犠牲になる想い、ちゃんと見直すにはよい日だったと思う。
それとボスニア紛争の背景やその結果等、少しでも知識があったら、もっと深い想いで映画を観れた気がします。 民族が違うから、信仰する宗教が違うから、そんな理由で争ったり、別れなければならなかったり。 終始ライトタッチで描かれていた映画だったけど、実際はもっと悲惨だったんだと思います。 そういうものは世代が変わっても、きちんと向き合わなければならない問題ですよね。
でも、ちょっと信じられないニュース。 全員でのたった1分の黙祷すら拒んだ高野連。 完全に問題意識を履き違えてないでしょうかね。 あまりの腹立たしさに、その怒りを表現しきれませんでした。
ボスニア紛争という背景がありながら、どこかファンタスティックであたたかくて、おかしくて、ちょっとせつないお話。 現代版、あるいはボスニア版「ロミオとジュリエット」。 これは実際にボスニア紛争中、セルビア人男性の身におきたエピソードをもとにしてるんだって。
なんとも不思議な雰囲気漂いつつ話は進行していくのだけど、随所に動物が出てきて、切ない場面、楽しい場面、ドキドキする場面をうまく盛り上げてくれる。 中でも必見?はロバ。 パンフの表紙にも描かれてるみたいだけど、失恋に絶望して、涙を流しながら、汽車にひかれて自殺を図るかわいいヤツなのだ。 このロバくんが、場をなごませてくれたり、ルカとサバーハをさりげなく応援してたり。 ルカの飼い犬、ジュカも人と人とをつなげるキーアニマルになってる気がしました。
この映画、なんと3時間くらいもあるのだけど、ときどき笑ったり、静かにだけどドキドキしてるうちにあっという間に時間は過ぎていきます。 それでもお尻はいたくなりますが(笑)
戦争(紛争)の裏に、ちゃんと人間らしい感情を持って過ごしている人たちがいる。 少しだけほっとするような。 だからこそ、争いはよくないのだ、と改めて感じました。 折りしも今日は、広島に原爆が投下された日。 戦争の悲惨さ、戦争によって失われるもの、犠牲になる想い、ちゃんと見直すにはよい日だったと思う。
それとボスニア紛争の背景やその結果等、少しでも知識があったら、もっと深い想いで映画を観れた気がします。 民族が違うから、信仰する宗教が違うから、そんな理由で争ったり、別れなければならなかったり。 終始ライトタッチで描かれていた映画だったけど、実際はもっと悲惨だったんだと思います。 そういうものは世代が変わっても、きちんと向き合わなければならない問題ですよね。
でも、ちょっと信じられないニュース。 全員でのたった1分の黙祷すら拒んだ高野連。 完全に問題意識を履き違えてないでしょうかね。 あまりの腹立たしさに、その怒りを表現しきれませんでした。
by blueariel
| 2005-08-06 23:10
| movies